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2019.06.11 Tuesday

トヨタは唯我独尊、いや独立独歩

トヨタの新エネルギー車両(NEV)戦略の話

マスコミや評論家はトヨタはNEVに対してのんびりしていると口をそろえるが、すでに2016にはロードマップが発表されている

⑴ 来年、つまり2020から本格参戦する

⑵ 2025までには全車種に電動グレードを設ける

⑶ 2030にはHVとPHVを450万台、EVとFCVを100万台以上販売する


「2020年から本格参戦」ということはリーフのようなEVが開発済みなのか?

しかし、この2030の予想はかなり早い段階で達成されそうだ

ところが、将来における規制は想定されていたよりも厳しくなりそうで、トヨタのロードマップでも不足することになり、2030にはZEVを半分くらいにしないと達成できないという

つまり、EV・FCV比率を400-500万台に持ち上げないといけない

この問題はトヨタに始まったことではなく、全てのメーカーが今から可及的に取り組む必要がある

実際、トヨタはスバル、マツダ、スズキなどのメーカーとも組んでZEV開発を進めている

それぞれのカウンターパートとの具体的な開発計画も公表されている

単にZEV・NEVを作るだけではなく、取り巻く色々なパートとの絡みも十分考慮がなされている

例えば、電池やモーターを含む必須な部品調達、販売やリース、リセール、リユース、充電関係等々

現実的にEVは外部から充電しないと走れない

充電には時間がかかる

電池容量の制約から一充電で走れる距離は制限される

なので、多くの電池を積み走行距離を延ばしたり、高い電圧で急速充電するなどの対策が考えられている

当然たくさん電池を積めば重く高額になるし、充電施設も特殊になり数や場所が制約される

高額にする代償として不必要に高出力化したり、超高級グレードにEVを設定するなど


結局ZEV・NEV普及の実現はどんどん遠のくことに・・・・

そこで、トヨタは、EVのマイナス点を受け入れ、走行距離100キロ程度の軽量小型車両も考えている

定員2人程度で小型軽量、最高速は60キロ程度

近所に買い物、配達業務などで需要が十分あると思う

充電施設も家庭の100ボルトで十分、一晩で満充電できる

電池は外して家庭で使用できる

1ユニットが軽量小型なら電動バイク、電動車イス、電動自転車と共用できるし、アウトドアスポーツにも使える

東南アジアなど発展途上国のトゥクトゥクやバイクにも使える

現実的な提案である

しかし、高速道路や長距離を走れる普通性能のZEV・NEVも必要でしょう

例えばSUVのようなタイプはスバルとの共同でプラットフォームから開発が進められているようです

マツダとの共同では発電専用のエンジンを積んだシリーズ式HVが考えられているようです

100%電気の力で走るEV一辺倒にすれば電池不足に陥るとともに、その将来には中古の電池が溢れる

新しい電池の供給と、電池の回収リサイクルが重要になる

また、現行より容量比で軽量小容積、長寿命の電池の開発がキーになる






2019.07.15 Monday

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