元仮設ウイルス学研究室

ようこそ、シマナイチャーのホームページへ
2019.4をもちまして大学を退官いたしました
大学のサーバーにホームページを移設しました
一部専門的内容を含みますが、日常の一般的内容にシフトしています

<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>

<< WHO発、新コロナウイルス感染症の発生状況(第5報、1/25/2020) | TOP | エイズとインフルエンザの薬が新型コロナウイルス感染症に効果あるか? >>

2020.02.02 Sunday

WHO発、新コロナウイルス感染症の発生状況、第6報(1/26/2020)以降

発生状況
•2020年1月26日に報告された新規コロナウイルス(2019-nCoV)感染症の確認症例数は、昨日の状況報告以来、694症例増加している(全世界で合計2,014の2019-nCoV症例が報告されている)

•報告された2,014症例のうち、香港を含む中国で1,985症例が報告された(5
確認済みのケース)、マカオSAR(確認済みの2ケース)、台北(確認済みの3ケース)

•中国以外の10か国で29の確定症例が報告されている.これらは全て輸出症例で、26例には武漢の旅行歴があった

•中国以外の国で確定された3例のうち:
-オーストラリアの1例は中国にいる間に武漢で確認されたケースと直接接触していた
-オーストラリアの他の1例は本日報告され、渡航歴はまだわかっていない
-ベトナムの1例は流行地への渡航歴はないが、確定例(武漢への渡航歴を有する)と接触していた

•1,975件の確定例(香港特別行政区、マカオ特別行政区、台北を除く)のうち、324件が
重症例として報告されている

•これまでに56人の死亡が報告されている(湖北省で52人、他で4人が死亡)

この事例のリスクに関するWHOの評価は、1月22日に実施された前回のリスク評価から変更はない

2/1のWHO発表で患者数が一万を越した

中国だけで11800あまり、他の国はトータルで100例近く

中国最も多いのは震源である湖北省で7100あまり

2/2の発表では中国の症例数は更に三千人増加して一万四千四百余りとなった

外国の症例はさほど増加せず、全世界で14457例だ

沈黙していたロシアから2例の症例が発表された

中国における日毎の発生状況から1月の第4週に大きなピークが認められるが、第5週にもサブピークが認められた

この二峰性は第4週の流行から派生したのか、あるいは土日が間に入ったことによる単なる事務的な影響かは不明である

同様に、中国以外の地域でも第五週にピークが認められた

これは患者の多くが中国の流行力の渡航であったことから、中国の第4週に見られた流行の山が海外に波及したと考えられる

中国国内の広がりについては「水も漏らさぬ」とは言い難いが、多くの発生が湖北省武漢に留められている

一方、中国から海外への流出は海外の発生数が中国の百分の一以下に抑えられている

これらから、中国や海外諸国の防疫体制には一定の評価ができると思われる
2020.02.10 Monday

スポンサーサイト


18:21 | - | - | -

コメント

コメントする









▲top