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2020.03.28 Saturday

3月第4週の新コロナウイルス感染症流行の状況

WHOによる新コロナウイルス感染症(COVID2019)の状況報告(67版3/27付)によれば、確定例のトータルが五十万と九千余り
.うち、二万三千余りが死の転機を取った.

流行当初、猛威を振るっていたのは中国で、一国で八万以上の確定患者を発生させ、三千三百近い人が死亡した.

現在、中国の状況は穏やかで、一日の新規症例数は百余と低い.

今、欧州と合衆国、イランの火の手が強く、当初の中国を凌ぐ勢いである.

中国に次ぐ人口を抱えるインドの状況は何故が静かだ.

また、人口で見ると日本と同程度のロシアは、やはり日本に近い症例数であるが、一日あたりの新規症例数が二百近いので今から大きな波が寄せてきそうだ.

PAHO/WHOの集計(27日付、WHOより新しい)によれば、PAHO管轄する全域で十一万七千近い(含疑い例)新コロナウイルス感染症例がカウントされた.

そのほとんどが合衆国で発生しているのは救いと云える.

他の地域(途上、新興、困窮地域がほとんど)で多くが発生していれば大変な事態となっていただろう.

中でも、爆発的な流行に移行しそうなのがブラジルだ.

確定例こそ三千未満であるが、疑い例が一万一千例あまりもあるからだ.

エクアドルも確定例より疑い例の方が可也多い.

おそらく診察・検査の体制が確立していないためで、南米は今後急増する可能性がある.

不思議なのは中米の発生が然程ではない点.

北米の一部メキシコが合衆国よりマグニチュードが格段に小さいことなどからも、合衆国から南米への侵入が中米を経由していないことが示唆される.

カリブ海・大西洋地域の症例数は千二百余りと少ないが、例えばキューバは確定例が80なのに対して疑い例が523もある.やはり、診察と検査の体制が整っていないと思われ、今後急増する可能性は否定できない.

2020.04.24 Friday

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