元仮設ウイルス学研究室

ようこそ、シマナイチャーのホームページへ
2019.4をもちまして大学を退官いたしました
大学のサーバーにホームページを移設しました
一部専門的内容を含みますが、日常の一般的内容にシフトしています

<< April 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< 小さいことから兀兀(コツコツ)と | TOP | 後先を考えぬ「原子力回帰」 >>

2013.11.04 Monday

日本でも起こっている「産地偽装」

阪急阪神ホテルズのレストランがメーニューに書いてある食材の産地を偽装して荒稼ぎしていたと云うニュースが流れ、そんなことが日本でも行われていると世間を驚かせた.

韓国では日本産が放射能汚染していると評判が悪いので、韓国産かロシア産に偽装して流通させている.

似て非なるものであるが、人間というものは愚かしいということが如実に現れた二つの事件だ.

何々牛、何何ネギ、何々海老...人は頭に付いている何々に弱い.

本質的なことは全くわかっていない.

不当に労を費やさずに儲けるヤツらの思うつぼだ.

もっと自分を磨いて本質を見抜けるようになれば、こんな詐欺に遭うことは無いのだ.

脂肪タップリなのに低脂肪乳として朝食に供したりというのもある

日本人は霜降り肉を好む.霜降信仰だ.

名古屋の某ホテルや徳島の某焼肉店では牛脂を注入して霜降り肉に見立てた工作が行われていたと云う.

客はそれを有り難がって喰い、金を払ったという.

霜降信仰だ.

まあ、毒を喰わされた訳じゃないから、健康被害は無い.

味にうるさい客も見抜けなかった.

赤身の肉に霜降り状に牛脂を注入する行為は、ある意味で下ごしらえである.

でも霜降り肉ではない.

針で肉塊の内部に牛脂や様々な調味料・添加物を注入する行為は雑菌をも注入する行為であり食中毒の原因となりかねない.

また、調味料や添加物の中には人によってアレルギーを惹き起こす可能性もある.

ひき肉やユッケ、マグロの剥き身や中落ちで作るネギトロなども様々なものを添加して細工しやすい食材だ.十分に注意する必要があるし、材料として買う場合も信頼できる店から購入した方が良いだろう.



此の偽装事件は過去にも多数発生している.

人々(マスコミも)は暫くすると忘れて、又騙されるのである.バカな猫みたいだな.

下関ふく(フグではない「ふく」)
その他の魚類(うなぎ、フグ、ブリ、天然と養殖)
牛肉・鶏肉・豚肉・馬肉の産地や銘柄
ひき肉への異物混入
茶類
外国産牛肉を国内産牛肉と偽って処分時の補助金詐取
米(銘柄・産地)
超有名割烹料亭の食材偽装
食用に適さない事故米の不正転売(農薬やカビ毒の健康被害の恐れ在り)
海草類(ワカメ、昆布、海ブドウなど)
貝類(アサリやサザエ等)
蜂蜜
健康飲料
野菜類
果物類
粉類(小麦粉、そば粉等)

数え上げればきりがない

おそらく、ほとんどの人が引っ掛かっているに違いない

有名レストランでは屑肉を集めて接着剤で整形してステーキとしていたり

デパ地下の食品も軒並み

伊勢丹ではケーキのモンブランに使われている栗が中国産であるにもかかわらず欧州産と表示していると云う

国産や外国産→地鶏

ブラックタイガー→車エビ

ロブスター→伊勢エビ(現在、伊勢エビの値段が高騰中;それだけ偽装していた証拠)

国産や外国産→和牛

韓国産栗→和栗、フランス産

米国産アスパラ→信州産

トビウオ魚卵→レッドキャビア

バナメイエビ→芝えび

神戸産豚→霧島産

冷凍ジュース→フレッシュジュース

既製品パン→自家製

既製品さつま揚げ→自家製

有機栽培抹茶→通常栽培

冷凍魚→鮮魚

冷凍マグロ→生マグロ

アブラガニ→ズワイガニ

蕎麦→比率、産地、手打ちと機械打

温泉→実は水道水

羅臼産縞ほっけがロシア産だった

既製品のアイスを自家製バニラアイスと表示

芝えびの代わりにピンク海老

他で作られたチョコケーキを自家製

メニュー偽装ではないが、富久娘という日本酒メーカーが表示偽装を行っていた

アルコール添加しているのに「純米酒」、あるいは吟醸造りでもないのに「吟醸酒」などと多くの銘柄に偽装を行っていた.

年末は、おせち料理で偽装しまくりだろう

芋づるとはよくいったもので、ホテルオークラやJAL系列ホテルの名前も浮かび上がっている

バナメイエビを芝えび、ブラックタイガーを車エビ、地鶏の産地偽装、肉への牛脂注入、一般ソーセージを自家製、人工のフカヒレ様食材で作ったスープをフカヒレスープ、通常野菜を使用したサラダを無農薬野菜使用と虚偽の表示をして客を騙した.

一番大事なのは健康被害がないことだ.

先ずそれが起こらないことが大事.

食中毒を起こす有害物質含有や微生物の増殖、アレルギー物質、異物等が無いこと.

そして、客の満足感だ.

満足感というものは人によって基準が異なる.

本当に良いものを、本当に優れた技術を持った調理人が本当に良い条件で調理し、本当に良い条件で供され、本当に良い環境で喫食されることだろう.それに見合った料金、あるいはそれ以下の料金なら尚良い.

客は喫食するところでしか判断できない.

殆どの客は、供されたものが本当に良い食材を使い、優れた調理師が良い条件で本気で調理しているか、ベストタイミングでテーブルの上に出てきたか、、、なんてことは但し書きを読んだり、誰かに言われなければわからないものだ.

しかし、絶対にわからない訳ではない.普段から自分の感性を訓練しておけば、他人の云うことや目先のことに囚われずに判断できるようになる.

日々研鑽である.そして自分の感じ方に確信を持って判断すれば良い.

どんなに有名店でも、どんなに有名な調理人が働いていようとも、どんなに良い材料を使っていると表示してあっても、自分の感性が研ぎすまされていればわかってくると思う.

グルメと評される他人が評価しても、それは単に参考であって、最後は料理を口にした自分の判断である.

疑問を感じればそれを表せば良いのだ.

昨今はツイッターやFacebookなる便利なものがある.

それにパブリッシュしていけば良いのだ.

メニューに大正えび使用と書いてあるけど、自分の舌には普段食べている輸入のエビと区別できないと感じられた.テレビに出てくる何とかと云う人が調理していると謳っているが、会社の前の定食屋の方がよっぽど上旨いと感じた.二八で手打ち、出汁はこれこれ、醤油は何処其処の蕎麦と云ってるが、何々駅の立ち食いと区別できないとか。。。そう感じたら、そう書いていいのだ.でも、ウソは書いたらいかん.

相手は客を味盲だと思ってバカにしている訳だから、客も思ったように云えば良いのだ.

実際に金を払って食べて本当にそう感じたのだから風評でも何でも無い.

でも、本当に旨かったら好いと言えば良い、それで提供者は「してやったり!」と思うか思わないか、知らんけど?

中にはちゃんと作ってて、それがわかってもらえたと喜ぶ人もいるだろう.

他人が作ったものを金を払って喰うということは、ある意味「勝負」だ.

ミシュランが評価したところでも偽装が行われていたようだが、ミシュランの審査員の舌もアテにならない.つまり、我々はミシュランの星の数に惑わされているだけなのだ.単なる参考指標だ.最後は自分の舌だ.

ミシュランでは、こう評価してるが、自分が食べたらそうは感じなかったと言って良いのだ.

メニュー偽装という事件から、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏という言葉が思い浮かんだ.

良いものは高いという人もいるけど、安いものでも良いものはある.

安いものから良いものを見出だし旨いものを安く提供する人もいる.まあ、良いものから作ったと騙して高く売る人もいるけど.

高くて良いものから旨いものができるのは当然だが、不味く作る人もいる.それでも意外とつぶれない店もある.

2020.03.31 Tuesday

スポンサーサイト


19:50 | - | - | -

コメント

コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック機能は終了しました。

トラックバック

▲top