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2005.11.17 Thursday

インフルエンザいろいろ

中国の情報があいまい

中国は
家禽における流行
野鳥の調査結果
ヒトの症例
を正確かつ詳細、リアルタイムに公表すべきである

中国には能力がないのかもしれない
それならば、WHOなどに専門家派遣を要請すべきである

11/14
ベトナム:ハノイでH3N0型鳥インフルエンザで43歳男性が死亡(H3N1の誤りか?)
北朝鮮:2005年初期に鶏舎で鳥インフルエンザ流行あり。21万羽のニワトリを処分。
中国:北東部でH5N12型鳥インフルエンザが流行、250万羽を処分。(Nは1から9型までなので、12型というのはアヤシイ)
クエート:死亡した野生のフラミンゴからH5N1を分離。輸入されたハヤブサからH5N2が分離された。
タイ:11/11、バンコックで18ヶ月の男児が発症、H5N1型ウイルスが分離された。男児は入院加療中で、快方に向かっている。男児の自宅では闘鶏用のニワトリと普通のニワトリが飼われており、いずれも発症死亡している。男児の祖母も発症しているが、原因は確認中。
11/14、患児の祖母の検査の結果、通常のインフルエンザで鳥インフルエンザ感染ではなかった。患児は回復したが、3週間は病院内に隔離する。
11/15中国では家禽にワクチン
中国では家禽の間でインフルエンザの広がりが止まる様子を見せず、依然拡大傾向にある。中国政府はトリ用のワクチンを全ての養鶏業者に無償提供している。
日本ではヒト用はおろか、ニワトリ用のワクチンもない。業者が外国で製造されたワクチンを輸入して用いることも禁止されている。その理由として、(1)ワクチンの安全性、有効性が確認されていない(ワクチンに感染性が残っていてそこから流行することも考えられる)。あるいは、(2)ワクチンを打つことによって、自然感染による免疫とワクチン免疫が区別できなくなり混乱を来すことなどが考えられます。詳しくは農林水産省のHPをご覧下さい。

ヒト用の現行ワクチンは不活化ワクチンです
 一部の報道では、現行のインフルエンザワクチンはウイルスを弱めて製造していると述べているが、わが国ではそのようなワクチンは用いられておりません。
インフルエンザワクチンは全て不活化されております。ちなみに、H17年度のワクチン株はインフルエンザウイルスA型に対しては、A/ニューカレドニア/20/99(H1N1)株と、A/ニューヨーク/55/2004(H3N2)株、インフルエンザウイルスB型に対してはB/上海/ 361/2002株を用いて製造されています。すなわち、日本のインフルエンザワクチンはA型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの感染を予防するワクチンです。詳しくは国立感染症研究所のHPをご覧下さい。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/

ヒトの鳥インフルエンザウイルス感染が中国でも確認された
患者は9歳、男児、湖南省在住。抗体検査でH5N1ウイルス抗体が検出された。
本症例が中国における第1例目のヒトの鳥インフルエンザ感染症例となる。
また、遼寧省では疑い例が一例報告されており、患者は30歳女性で入院加療中。患者は飼育していたニワトリが相次いで死亡した後に高熱を伴う重度の肺炎を発症した。

11/15ベトナム、トリの飼育と売買の禁止
主要な都市圏でのニワトリの飼育と売買が禁止される。

11/16日本・沖縄、ワクチン予約殺到
インフルエンザワクチンの予約が殺到して、一部の医療機関では年内の予定は一杯。

 世界的な鳥インフルエンザ騒ぎが影響していると見られるが、現行のインフルエンザワクチンは鳥インフルエンザH5N1には対応していないので注意が必要である。
 また、通常のインフルエンザの流行を効率的に抑えるという保証もない。ヒトに感染するインフルエンザウイルスはH抗原の1,2および3型とN抗原の1および2型の組み合わせで亜型が決定されるが、同じ亜型でも株によって若干抗原性が異なる。過去の流行や世界の流行状況から推察して、流行するウイルスの抗原性を予測し、それに近い株でワクチンを製造する。予測が外れると昨年のように効果が低いが、一昨年のように高い効果が認められることもある。さらに、ワクチンには副作用がある。副作用と効果を天秤にかけて判断してほしい。
国立感染研のHPに詳しい説明がなされている。http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/

鳥インフルエンザ流行の捉え方
ある食品会社のHP(http://www.ise-egg.co.jp/influenza/)ではバイオテロの可能性を示唆しているが、現段階ではなんの根拠もない。現在は農水省の指導で表現を変えております。
また、HPを見る限り、この食品会社は非常にまじめに取り組んでいると思われます。

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